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2021.01.15
春の七草を五感で。


 

地域資源コーディネーターです。

 

2021年がはじまりました。

 

園児たちは年始早々、お正月遊びや雪遊び、季節の制作など、たくさんの活動をしながら、元気いっぱい過ごしています。

 

7日には一年の最初の節句である「七草がゆ」を頂きました。

 

今年は本州から本物の七草を取り寄せ、栄養士が七草の種類や行事の由来などを説明。

(北海道は地面が雪で覆われていたり、そもそも生えていないものがあるなど、道産の七草を食べられないのが残念です)

 

実際に七草を手に取り、匂いをかいだり、形の違いを見たり、手で触りながら、効能やそれぞれの特徴をグループで話し合い、

写真や絵を画用紙に切り貼りしてまとめ学習を行いました。

 

大根やカブは子どもたちも普段から見知っているお野菜ですが、

名前を「すずしろ」「すずな」と呼ぶことに「どうして?」と疑問をもったり、

セリの独特の香りに顔をしかめる子、なずな(ぺんぺん草)を見て、「お散歩の途中で見たことある!」と盛り上がる子も。

 

「日本の風習」という子どもたちにとっては少し遠く感じる行事も、こんな風に観察し、五感で得た体験を通じて自分ごとになり、

興味をもつきっかけになったのではと思います。

 

土の中でエネルギーをたっぷり蓄えていた七草の、もっとも栄養のある新芽を頂いた子どもたち。

 

今年もみんな元気に過ごせることでしょう!

 


**地域資源コーディネーターとは!?**
地域の資源(ヒト・モノ・コト)を活かし、子ども達の育ちや学びにつながる体
験をコーディネートするお仕事です。

 

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